2012/11/16

12/16(日)サウンド・アーティスト鈴木昭男氏による”葉山の音を聴く”「点音(おとだて)」ワークショップ ※終了しました

oto-date in Torino, 2006
(2012年11月25日一部修正 ※青字部)
サウンド・アーティスト鈴木昭男氏と美術館の庭を散策しながら、ゴームリーの彫刻の周囲で「音」を探し、自分だけの「音」や葉山の「音」を探し出していくワークショップです。
「点音(おとだて)」とは、鈴木氏が制作した耳と足をかたどったマークの上に立ち、自分の居る周囲の音風景に耳を澄ますこと。持ち物はこだわりのない「はだかの耳」だけです。ご自分だけの「音」を見つけにいらしてください。
※子どもも大人もお楽しみいただけるワークショップです。

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【ワークショップ①】「ゴームリーと佇む 『点音(おとだて)』」 ※終了しました

講  師:鈴木 昭男氏(サウンド・アーティスト)
日  時:12月16日(日)  ※2回開催。各回とも同一の内容です。
     <1回目>10:30-12:00   <2回目>13:30-15:00
会  場:神奈川県立近代美術館 葉山
※要申込、参加無料
※雨天決行
※本プロジェクトDVD・報告書作成の為、当日の模様を撮影・録音いたします

申込方法:
1. イベント名 「ゴームリーと佇む 『点音(おとだて)』」
2. 希望する回   (1回目 又は 2回目)
3. お名前(フリガナ)
4. 住所
5. 電話(必須)・FAX番号
6. メールアドレス
7. 同伴者の人数・お名前(フリガナ) 

をご記入の上、FAXまたは下記URLの問合せフォームよりお申し込みください。申込確定のご連絡は、お申込みより1週間前後で差し上げます。

◆申込先
FAX:046-875-2968
申込フォーム:(リンク先は神奈川県ホームページ)
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https://cgi.pref.kanagawa.jp/ques/questionnaire.php?openid=1180546245&check

< ゴームリーと佇む 「点音(おとだて)」>
「海を眺めて立つゴームリー 鋳物で出来た像というよりそれはゴームリーそのものだ
ゴームリーの立つ風景に寄り添う時 私もゴームリーの時空に身を委ね 今を感じることが出来る

私の『点音(おとだて)』の行為も 大地に敷したポイントに足を添えたその時点から 世界との同化をうながすものであった

" Two Times" のゴームリーを視野に入れる浜の『点音(おとだて)』と美術館の屋上に立つゴームリーはまた三ヶ丘を意識に置いた『点音(おとだて)』 共に 計らずして方向が一致していた
そこに佇んだとき 私はゴームリーと共振していることに気付いた」 鈴木昭男


<プロフィール>

1960年代に始めた"自修イベント(Self-Study Event)" のひとつ "エコーポイントを探る" が 1996年 Berlin での"sonambiente-festival" で 「点音(おとだて)」として公共の場におけるプロジェクト作品として蘇った。
耳と足形をもじったマークは 音楽における一つのおたまじゃくしであってそれを五線譜にではなく巷(フィールド)に孔版によるスプレーやコンクリート・プレートの敷設によって佇みの場を示すもので "聴く奏で方" を提示した「点音(おとだて)」は現在も継続し 各地で発表してきている。1988年に 日本標準時の子午線最北の地 丹後で遂行した"一日自然に耳を浸す" 音のプロジェクト "日向ぼっこの空間(Space in the Sun.)" は 日干しブロックの構造空間で今は風化しつつ自然に戻りつつある。(講師提供)


日向ぼっこの空間その後,2004年作家訪問時